ねこたちの世界。

そこには、とても素敵な世界が広がっていた。

 

 ねこたちの世界にもきちんとした社会がある。学校もある。

一見人間界のようにも見えてくるくらいだ。

 

このお話は、そんなねこの世界でとても有名な音楽学校

「クレニャイ学園」の物語である。

 

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序章 〜ねこたちの物語〜


 

 学園内に朝礼が始まるチャイムが鳴り響いた。1匹のねこが校門から校舎に向かって走っている。この学園の生徒はたったの18匹。入学の時点で、歌やダンス、容姿などを含め、厳しい審査を通り抜けた者が揃っている。

 今日もいつものように朝礼が始まった。「今日はとても大事な話があります。しっかりと聞くようにしてください。」すると、担任のサラ先生は生徒たちにプリントを配り始めた。そこには、『人間界でのデビュー』の文字が...。学級委員長を務めるミーナが1番に手を挙げ、先生に質問をした。「先生!これは、希望者全員が行けるのですか?」先生は詳細を話し始めた。「毎月満月の夜に、人間界でライブを行います。そのステージに立てるは、3匹のみ。 選考理由には、もちろん才能も大事ですが、このステージを目指してどこまで頑張れるのかという過程も見ていきます。よって、すべての生徒が選考対象となります。人間界での活動に興味のある者は申し出るように。」

 選ばれし者だけが入学できる「クレニャイ学園」。生徒全員がこのオーディションに参加を希望した。選考審査は歌、ダンス、そして面接。歌、ダンスにはそれぞれに課題曲があり、それに対してどう取り組むかを見るものであった。

  学園で最もオシャレで、歌もダンスも大好きなルーリンは、衣装を制作するのに時間をかけてい た。「ここの裾にレースをつけて...。」彼女が好きなブルーのサテンを使い、立派な衣装を作り上げ た。そして、学園

で最もアニメ好きなのがアリア。一見大人しそうに見える彼女だが、好きなアニ メの話になると止まらなくなるほどである。そんな彼女は、人間界で流行っているアニメを研究し始めたのであった。

 

 それぞれのねこたちが、それぞれのアプローチ方法で挑んだ。

 

 

「それでは、発表します。」サラ先生が1枚の紙を取り出した。

 

「人間界へのデビュー合格者は...」

 


第1章 〜新たな課題〜



第2章 〜ねこ耳が生えてきた!?〜



第3章 〜クレニャイ学園の歴史〜



第4章 〜歴史は繰り返される!?〜



第5章 〜名前の理由〜